安定志向なんですよ、私。

下村さんぎざかっこいいｗｗｗｗｗ

・・・なんか“ｗ”一杯付いてますけど、心底格好いいと思いました。


敗戦国日本がドン底の低成長・超絶ビンボーな頃にあって、日本はまだまだやれる、きっと高成長すると信じて経済成長論を唱え、

ちょ、次関ヶ原！！！！！


・・・戻ろう戻ろう。



他から異端視されつつも、池田さんという理解者に巡りあって、しかも池田さん総理になっちゃって、その政策ブレーンとして起用されて、そこで頑張って。

日本経済は当時彼が目した様な成長を辿り、高度経済成長期到来、しかし一変、様々な問題が噴出し、日本経済は再び岐路に立ちます。
下村さんまじピンチ。
っていうか日本経済まじでピンチ。（今もなかなかのもんなんですよね、たしか。

そこで何を思ったか（いやちゃんと全部観たんだよ今回！）下村さん、赤字国債発行断行を言い出します。

当然他の人達からは猛反発。

私も観ながら
この人この時ほんとに正気だったのかなー・・・・・？？；

とか超失礼なことを思っていました。(笑)


けどきっと国債発行のアイディアを聞いた当時の人達も最初そんなことちょっとは思ったよ！
お前敗戦当時のこと覚えてないのまさか！？
みたいな。

けどそれでも結局「政府に勇気があれば済むことだ。」とあそぱそまその様な言葉で叱咤、国債発行は実行されます。


ほんとにここまで読んでいたのか、国債発行は市場に好意的な印象で受け止められ、株価は右肩上がりに回復してゆきました。



はぁ、めでたし！
と胸を撫で下ろすも束の間、今度はバブル景気到来によって、日本中がお祭り状態に。

それを見た下村さんは安心するわけでもなく成長論を言うわけでもなく、まさかの自論一変、経済は低成長の時代にはいってゆくことを予見します。


これからの日本は江戸時代の日本の様な国を目指すべきだ、文化芸術を奨励すべきだ、という様な、文化立国論（と言っていいのか？？；まぁ勝手にネーミングするのなんていつものことか。(笑)）を往年の彼は言っていたそうです。



なんかもうほんと予言者ですかシャーマンですかアプスーですか　って感じです。
凄過ぎる、下村さん。

アンタは一体何なんだ！

この場合思っても仕方無いだろう。（開き直り。



最後、我が思に邪なし、みたいなことを言ったっていうことを聞いて、
直ぐさま
そうかこのひと如水だったんだ！
って思いました。

なんかほんと色々ひどいなぁ私。


いや、でも下村さんほんとすてき。
かっこいい。


こういう、才覚あって先見の明ありまくりでその所為か不遇、けど不屈、みたいなひとってかっこいいですよね。
只管尊敬の眼差し



しかし結婚するのならもっと凡庸なひとか解り易い一芸に秀でているひとに限ると思います。(笑)