無理をしているというのか。

よく分からない。

よく分からんが
なんか辛い。


なんでだろう。



私は果たしてそんなに芝居をしたいんだろうか。

そんなにしてまで。

そんな時間掛けて、
苦労して、苦労して、
きっと苦労するだろう、凄くしんどいだろう、
それでもそれで一番になれるかと言われればそうでもない。

ほしょうは無く、私は別に何か取り柄があるわけでもない。

体力は人並外れて無いし、気力だって無いし、だから根性みたいなものも他人より全然無い。

何にも無い。

それですっごく苦労することがわかっていて、それでもやるのか。

ほんとにやるのか。

あんまり出来る気が正直そんなにしない。

只もう今更やぁめたって言うわけにはいかなくて。
だからかもしれない。

だからこんなに自信がないのかもしれない。
自信がもてない。

ほんとにやれるのかという気がしてくる。
ほんとに出来る気がいまいちしないと思う。

けれどここで此れを諦めたら私には一体何が残る。
何をしていく。
何がしたいだろう。


ほんとにそんなに芝居が好きだと言い張る、言い切る自信がいまひとつ無い。
これでは勝てないと思う。
けれど勝たないといけない。
負けるわけにはいかない。
そうした時私はどうすればいい。
何も無いのだから。

もう芝居を好きでいるしかないのだ。