私はあなたの憧れなんかじゃなかったよきっと。

ひどいやつです、私は。


嘘吐なくせに、こういう時に限って正直でいたい気がする。
偽って話した方が、楽にきれてしまえることはみえているので、さっさとそうしていればよかったのに。
私の正確なところの心情なんて、相手には多分理解出来ないだろうことも薄々わかっていながら嘘を吐かなかった私は多分正直者でもないのでしょう。
単なるエゴイストで卑怯者な私をわかっていながら、近付いてきたわけではなかったろうに。
気の毒に。

どうか人間不信とかになったりしないでね。
私の気分が悪いから。


二度と私のことなんて思い出さずに、成功して下さい。

いつか仕事場で鉢合わせられたらいいなと思ってるよ。
その時は負けないように頑張っとくから、多分。

いやなのに。

最近、悲しいセリフとか言ってるとあっという間に声や目が潤んでくるようになりました。
こうも容易いと果たしてこれには本当にかなしい気持ちが宿っているのかとたまに疑問に思えてきます。


ここのところ、泣くも笑うもなんか芝居してるみたいな気持ちになります、ふと。

言ってることがセリフめいて聞こえるの。

自分が喋ってても。自分が喋ってるのに。



まさか境目がつかなくなってるってわけでも無いだろうけれど、
けどなんか。



きっと芝居するってことに飢えてるんだと思う。


時々発作的に台本読みたくなる。
台詞が欲しくなる。

なんでだ。

これ申請って何処にしたらいいんですかー。

自信が無い。
自分の情熱に。



情熱、なんて言い方をすると何だか自分で言っといて相当恥ずかしいんだが、もっと、もうちょっと恥ずかしくない言い方をすれば、
なんかこう、やる気に自信が無い。

持てないんじゃなくって、無い。




ここで勝てない気がしていたら、きっと勝てない。




ちからに自信が無いのは当然というか仕方無いとして、気持ちの方はどうだろう。

ここは他に負けてちゃいけないんじゃないか。
これくらいは、とかそういうことじゃなくって、ここは負けてるかもとも思うべきではないと思ってるんだけど。


如何せん、現実はそうもいかなくて。




じゃあ私はどうすればいい。

どうしよう。




約束したのに。

何でも言うこときく、って言っちゃったんだから、あの子の言ったこと、少なくともきかなくちゃいけないのに。


あんな約束も守れないのか私は。



けど今いなくなったら、被害くい止めにはなるだろうけれど、それしか出来ないといえば出来ない。
そこまでといえばそこまでのことにしかならない。

それはどうだろう。


それでもいいんだろうか。



だれか私に許可を下さい。